音楽

英語学習のため洋楽を聴くことをオススメする理由と気をつけてほしいポイント

英語の勉強にはいろいろな方法がありますね。

文法書をやり込んだり、単語帳にかじりついたり。

いろいろありますが、ガチガチの勉強はちょっと苦手

もっとゆるい感じで英語に触れたい

ちょっと息抜きがしたいと思うあなたへ

洋楽をもっと聴いてみてはいかがでしょうか?

退屈な勉強を楽しんで続けるために必要なのは

ちょっとした工夫だけですよ。

継続することが英語学習の鍵

英語学習は、何年も何年も続けていくものです。

TOEICの点数が取れたら終わりではないし

ある程度わかるようになったら

学習することをやめて良いわけでは無いのです。

言語はどんどん変わっていきますので

それに触れ続けて、知識をアップデートしていかなければ

どんどん英語力は落ちてしまいます。

何事も楽しくなくては継続できません。

参考書に向かう時間を心から楽しいと思える人は少数派だと思います。

そこで、多くの人が抵抗なくふれることのできる

音楽に英語を取り込んでみるのはどうでしょうか?

日常的に英語を聞く習慣ができますし

何よりストレスを感じず英語にふれることができます。

洋楽を聴くことをおすすめする理由

僕はTOEICで935点を持っていますが

未だに洋楽を聴きながら歌詞を見ていると

知らない単語を見つけたり

意味を忘れている単語を見つけたり

初めて聞く言い回しを見つけたりします。

洋楽を聴くメリットはこんなにあるんです。
  • 新しい単語、表現を発見できる
  • ニュースなどの音声に比べカジュアルな表現を学べる
  • 楽しみながら英語にふれることができる
リスニングにはCNNやBBCなどのニュースを

利用されている方もいると思いますが

実際の会話はもっとカジュアルな話し方です。

洋楽ではカジュアルな表現が多く使われていますね。

それでいて詩的な表現も多いので

なかなか聞いたことの無い言い回しに出会うこともあります。

そして何より、自分の好きな音楽

好きな内容なら楽しみながら英語にふれることができますね。

これこそが洋楽を英語学習に取り入れる

最大のメリットだと思います。

洋楽を聴くときに気をつけてほしいこと

  • 歌詞を見ながら聴く
  • 多くのアーティストの曲を聴く
  • スラングなどの表現に気をつける
洋楽を聴いて英語の学習をするときは

上の3つには気をつけてください!

ストレスなく学習に取り組むことができますが

少し気をつけないと英語の能力が

望んでいない方向に伸びてしまいます。

歌詞を見ながら聴く

歌詞を見ずに英語のシャワーを浴びることも良いかもしれませんが

わからないところは必ず歌詞を見て

どんな言葉を使っているのか調べましょう。

聞くだけでももちろんリスニングの効果がありますが

内容をしっかり理解し、どんな単語が使われているのか

どんな言い回しをしているのか把握することが大事です。

ちゃんと歌詞を理解すると単語の聞こえ方も変わってくるはずです。

洋楽の歌詞は「曲名」+「lyric」と検索すればいくらでも出てきます。

有名な曲なら「曲名」+「和訳」といれれば

誰かが翻訳した記事なんかも出てきますね。

でも大げさな意訳だったり間違った解釈の場合もあるので

自分でわかるまで調べることをおすすめします。

僕は個人的にGeniusというサイトを使っています。

アプリもあるので是非試して見てください。

多くのアーティストの曲を聴く

一人のアーティストの曲だけを聞いていると

得られる知識が偏ってきます。

アーティストも人間なので

言い回しや発音に癖があったり

その人特有の口癖なんかがあったりするわけです。

そこでできるだけ多くのアーティストの曲を聞くことをおすすめします。

同じネイティブでも出身地や人種によって

単語の発音が違ったり、意味の捉え方が違ったり

いろいろな発見があるはずです。

もちろん好きなアーティストの曲をたくさん聴いて構いませんが

学習として洋楽を取り入れるなら

たまには全然違うジャンルの曲を聴いたり

出身や人種が違う歌手の歌を聴いてみるといいですね。

スラングなどの表現に気をつける

初学者の方に一番気をつけてほしいのが

歌詞に出てくるスラングやインフォーマルな表現です。

聴く曲の種類にもよりますが

カジュアルを通り過ぎて、無礼な言い回しが使われている

曲があったりもするわけです。

洋楽を聴いて学んだ言い回しは自分が使う前に必ず一度は調べましょう。

例えば、洋楽を聴いていると「ain’t」という表現をよく耳にします。

これは一般動詞、be動詞、時制も関係なく使える、否定を意味するスラングですが

あなたが会話の中や文章中で使うべき表現ではありません。

教養を疑われかねない表現です。

このような表現を自分なりに理解して、調べることなく使ってしまうと

あらぬ誤解を生むことにもなりかねませんので要注意です。

まとめ

洋楽を聞いてリスニングの勉強をしたりするのは

効率的に英語力を上げる方法とは言えません。

もしかしたら遠回りかもしれません。

けれど、英語力アップのため大事なのは

英語を好きでいること

継続して学習をすることです。

どんな形でも英語にふれていれば

かならず点として得た知識が線になってつながる瞬間があります。

そんな瞬間を大事にしてください。

遠回りをすることについての記事も書いているので

気になる方はこっちも見てみてね。 関連記事

おまけ

https://twitter.com/kaz_0485/status/1144108801756299264?s=20
ある程度上級者の方で、スラングやインフォーマルな表現の

理解ができていて、かつお好きであれば

ぜひラップを英語学習に取り込んで欲しいなと個人的には思っています。

ラップの曲はなんと言っても

一曲のうちに使われる単語の量が他のジャンルに比べて多く

歌手が歌うスピードも基本的に速いので

リスニング力を鍛えることもできるはずです。 ツイッターで僕をすでに知っている方はご存知かもしれませんが

僕は超がつくHip Hopファンで

英語の多くの要素を洋楽のラップから学習してきました。

今でもラップの曲をよく聴きますが、未だに知らない単語を見つけるし

時間をかけて調べないと意味を理解できないこともよくあります。

上のツイートはWu-Tang Clanという伝説的なラップグループの曲で

Hip Hop史上最も洗練されたバースと呼ばれるものです。

是非一度、動画で歌詞を見てください。

これを一度聴いただけで動画中に出てくる単語が全て分かって

歌詞の意味が分かる人は相当な英語力を持っている人ですからね。
(ラップが好きじゃないとネイティブでも細かいニュアンスはわからないはずです)

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