ポッドキャストがアツい!なぜ今ポッドキャストなのか?
なぜ今ポッドキャストなのか?ポッドキャストをどうやって使っていけばいいのか、そんな話をしましょうか。
ポッドキャストって何?
ポッドキャストとは、ネットで聴けるラジオですね。アップルの”iPod”と、放送するという意味の”Broadcast”をあわせた造語のようです。日本ではまだそんなに馴染みがなく、「ポッドキャストって言葉は聴いたことあるけど、実際に使ってみたことはない」っていう方のほうがもしかしたら多いのかもしれませんね。どれほどアメリカでは人気なのか?
アメリカでは、ポッドキャストを聴いたことがある国民は50%を上回ると言われていて、少なくとも月に1つ以上のポッドキャストを聴いている人が3人に1人ほどいるそうです。なぜアメリカでは今それほどにポッドキャストが人気なのか?一つの大きな要因として、大手音楽ストリーミングサービスのSpotifyがポッドキャスト関連企業を買収し、自らのプラットフォームで音楽に変わる新たなコンテンツを配信しようとしているからです。
しかしそんな企業の動向はいち消費者からすれば関係なく、もっと本質的に、人がポッドキャストに惹かれる理由があるはずです。 参考
The New York Times
Yahoo!ニュース
なぜ人はポッドキャストに惹かれるのか?
ポッドキャストと言う存在、僕も知ってはいましたが、定期的に聴くようになったのはここ数年の話で、生活の一部にまで浸透したのは3ヶ月くらい前からです。一人のポッドキャストリスナーとして、僕が何をポッドキャストに求めていて、どうしてポッドキャストに惹かれるのか、考えてみました。リスナーはポッドキャストに何を求めている?
ポッドキャストにはいろいろな種類がありますが、一番人気なジャンルはコメディーでそれに続くのが教育とニュースだそうです。コメディーのジャンルは、一つのショーです。落語などをCDで聴いていた人って今までにもいたと思います。ですが、今話題となっているのは、教育やニュース、ビジネスといったジャンルをインフルエンサーや、発信者といった個人が扱ったポッドキャストが増えてきていることです。
こういったポッドキャストにリスナーは何を求めているのか?もちろん情報源として利用する方もいますが、単純に自分の好きな、憧れている人の話を聞きたいと思っている人って意外と多いのでは無いでしょうか?
ポッドキャストって音声だけのコンテンツですので、動画やブログ記事と違って、「よし!見よう!」と気を張らなくても流していれば、勝手に情報が入ってきますからね。そのゆるさが人気の一つなのかもしれません。 参考
PODCAST INSIGHTS
ポッドキャストの利点は手軽さ
ポッドキャストは楽しみとしても使えるし、学習のツールとしても使えます。使い方は人それぞれですが、一番の利点はながら聴きができることではないでしょうか?動画や本、ネットの記事とは違って、ポッドキャストは音声のみによるコンテンツです。家事をしながら、通勤など移動の最中に、ジムで運動している最中にポッドキャストを聴いたっていいんです。
大人はみんな忙しいです。会社まで電車で通っている人は通勤時間に聴くお気に入りのポッドキャストを見つけてみてはいかがですか?満員電車で本を広げるのは気が引けても、ポッドキャストはイヤホンをすれば聴くことができます。
僕個人のポッドキャストの使い方ですが、ポッドキャストを聴くためだけに時間を作ることはまずしません(趣味として聞く場合は別ですが)。必ず何かをやっている最中にながら聴きをしています。食事中やジムで運動している最中、車での移動中に聴くことが多いです。こうやって一見無駄に見える時間でも、工夫をすれば学習の時間に使えたり、趣味として楽しんでリラックスることもできるのがポッドキャストのいいところですね。
発信者がポッドキャストを選ぶ理由
かくいう僕もつい最近ちょこっと本腰を入れてポッドキャストを配信し始めました。もともと違うプラットフォームでラジオ配信みたいなことをやっていたんですけどね。ちょっと視点を変えて、ポッドキャスト配信者としてなぜ今ポッドキャストが注目されているのか考えてみました。
ポッドキャストで伝えられること
僕は、ツイッターやブログで英語や留学についての情報発信をしています。動画やブログ記事が僕のメインコンテンツですが、そういったコンテンツってある種完成されたもので、よそ行きの僕というか、不特定多数に見られても、さほど問題が無いようにはなっているわけです。 こんなツイートをつい昨日したのですが、いくら動画などで、かっこよく、完璧を装っても僕だって人間です。間違える事もあれば、「あー、だりー」とかブツブツと生産性のない愚痴をこぼすことだってあります。ポッドキャストを通じて、僕がリスナーさんに何を見せたいのか、それは、完成された動画や文章からは伝えることのできない親密さです。もっと人間じみた僕を知ってもらいたい、もっと多くの人に僕を身近に感じてほしいという気持ちがあります。
できるところを見せるのと同じくらい、できないところを見せるのは発信者にとって大事です。何かができるようになりたい人は、ゴールに達成するまでのプロセスを知るために情報を集めます。僕が「自分のできること」についてだけ語っていたら、それはただの自慢話と一緒で、僕が日頃考えていること、生活で学んだこと、モヤモヤすることや失敗してしまったことなどのプロセスを皆さんが身近に感じられる方法で知らせることに大きな意味があると思っているわけです。