間違えるのが怖くて、英語を話すのが不安なあなたに覚えておいてほしい大事なこと
以前TwitterのDMでこんな相談をいただきました。
英語を勉強しているのですが、ネイティブ相手に会話をして間違えたことを言ってしまうのが怖く、実際に会話をするのが不安です。どうしたらいいですか?僕にも痛いほど気持ちがわかります。
英語で間違えたことを言いたくない不安や恥ずかしさ
せっかく自分と話してくれている人に対して、
もし伝わらなかったらどうしようと思う申し訳無さ。
ネガティブな気持ちが重なって、英語を話すのが嫌になってきてしまうんですよね。
この記事はそんなあなたに向けて書きました。
あなたの間違いを笑うような人なら話をする必要なんて無い
まず最初に結論です。あなたの間違いを笑うような人なら、そんな人と会話をする必要はありません。
これは英語に限らずどんな言語を勉強していても、むしろ言語に限らず、何に学習、挑戦していても言えることです。
あなたが一生懸命英語を話しているときに、
その間違えを面白おかしく指摘するような人ならば、
そんな人と会話をする必要はありません。
文法的なミス、発音のミスをしようとも
ちゃんとあなたは何を伝えたいのか、
あなたの意見に耳を傾けてくれる人はいくらでもいます。
そんな話し相手を見つけてください。
性格の悪い人相手に、気力を消耗する必要は無いんです。
いくら上達してもだれだって間違える
英語を勉強している身からすると、せっかく自分と話してくれている相手に間違えたことを言って不快にさせてしまわないか
そんな考えが頭をよぎることがあると思います。
それはあなたが
- 相手の時間を無駄にしてはいけない
- 相手に嫌な思いをさせたくない
素晴らしい人間性を持っているからです。
でもこれは覚えておきましょう。僕ら日本人が英語を話すとき、
文法やアクセント等のミスをしてしまうのはごくごく普通のことです。
考えてもみててください。
母国語である日本語を話していても、フレーズを言い間違えたりすることもあるし
つい最近まで言葉の意味を間違えてた、読み方を間違えてたなんてことがあるんです。
言語は、ネイティブでも間違えるんです。
僕らが第二言語を話したり使うときに間違えるのは至って普通で、
間違えをどれだけ減らせるのか?という視点で考えるようにしましょう。
英語の上達に間違えは不可欠
何事もそうですが、はじめから完璧な人は一人として存在しません。みんな同じような場所から初めて、努力を重ね、
間違えることによって実力をつけていくのです。
英語を始めとした語学学習だってもちろん例外ではなく、
英語が上手な人ほど、たくさん使ってたくさん間違えてきたはずです。
学習した英語を実際に使って、間違えることで、
自分に何が足りないのか、どこの部分を強化しなければいけないのか。
自分が成長するための課題が見えてくるのです。
ですから、間違えることが恥ずかしい、
間違えたら相手に迷惑と思うことをやめましょう。
間違えることは何も恥ずかしいことではありません。
あなたは間違えを重ねる中で、必ず成長しているのです。
大事なのはあなたの意見で英語では無い
今から英語の勉強を始めてみよう、または実際に留学に行こうとあなたが考えているなら
言語の学習はたくさん間違えることが基本だと頭に入れておいてください。
それとは別にもう一つ大事なことがあります。
人はあなたと会話をするときに、あなたの英語力なんか気にしていません。
英会話スクール等で話しているならば、
先生はあなたの英語の間違いにも気を配ってくれますが
大事なのは、あなたが
- 何を伝えようとしているのか
- どんな意見を持っているのか
- なぜそうやって考えるのか
英語を勉強していると、日本語で言えることが上手く言えない
そんなフラストレーションを感じることがあると思いますが、
一度冷静に、自分は何を伝えようとしているのかを
考え直してみると良いかもしれません。
自分が今までに考えたことが無いことなんて、
日本語でもそれは「意見」になっていないはずです。
なんとか難しい言葉を使ってその場を逃れているだけかもしれません。
まとめ
あなたには誰と話すか選ぶ権利があります。話してて嫌な思いをするような人と話す必要はありません。
たくさん間違えてください。
間違えないと英語は上達しません。
そして最後に
英語はあくまで意見を表現する手段のひとつです。
本当に言おうとしているあなたの意見はなんなのか?
英語力云々は置いておいてそこを見直すことも大事です。