TOEICの点数と会話力は関係あるの?900点超えホルダーが解説します!
TOEICの点数が取れるようになればあなたの英語力は上がるのか?TOEIC900超えの僕がお答えします。
今回は会話力、コミュニケーションを取る際の英語力に注目しますね。 英語の勉強はすごく孤独だし、成長しているのか?上手くなっているのか?
自分自身わからなくなってくるんですよ。わかりますよ!僕もそうでしたもん!
そんなときにわかりやすい指標がTOEICだったり、英検のような試験で結果が出るかどうかですよね。
だけど本当にTOEICが取れれば、英検に受かれば会話力も上達するんでしょうか? 結論から言うと、
TOEICの点数が取れているから会話ができるわけではありません。
英語で会話ができるからTOEICが取れるんです。
TOEIC900点でも会話がダメダメな人はいますが、
会話がバッチリできて、TOEICが500点の人はまずいないです!
それでは詳しく説明しましょう!
TOEIC935点の僕がTOEICと会話力の関係を説明します!
僕は日本の大学卒業後、アメリカのニューヨークに2年間留学していました。帰国してすぐ取ったTOEICの点数が上の935点です。
もちろん文法や単語もたくさん勉強しましたが、
僕の強みは明らかに会話力です。
とりあえず覚えた知識を使っていろいろな人と話しました。
TOEIC受験の前にこれといった勉強はしていません。
それでも会話力があればTOEICで高得点が取れるんです!
TOEICの平均点ってどれくらい?会話力は?
TOEICの平均点は580点程度なのですが、まずこの580点という数字はどれほどのものなのでしょう?
国際ビジネスコミュニケーション協会(TOEICを運営する団体)の発表では、
470~725点の評価を以下としています。
「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。」国際ビジネスコミュニケーション協会日常生活のニーズを充足し?限定された範囲?
あんまりぱっとしませんが、 僕が英語学習をしている人を見てきた中では、
この域の人が自信を持って「会話ができます!」と言っているところは見たことはありません。
ただ、なんとか自分の言いたいことは言えて、なんとなく相手の言っていることが分かる程度です。
僕は今までに2回TOEICを受けたことがありますが、20才くらいのときに受けた1回目のスコアは500点くらいでした。
その時の僕は自分の言いたいことをちゃんと英語にできないもどかしさをかなり感じていました。
会話をするのに文法力なんていらないんじゃないの??
TOEICのテストには何個か種類がありますが、普通は「TOEIC® Listening & Reading Test」のことを指しますよね。
このテストにはスピーキングの項目はありませんので、
正確にスピーキング力を測ることはできませんが、
文章を聴いて理解する力(リスニング力)は測ることができます。
聴く力は話す力と同じくらい重要です。
会話は音で理解するものだと思う方もいると思いますが
第二言語で口頭コミュニケーションを取る際、
正確な文法の把握と語彙、単語の蓄積が必要不可欠です。
つまり会話がしっかりできるようになるためには、
机に向かって勉強することも必要不可欠なんです。
日本にいて話す機会なんて無いんだけど、どうやって会話力をつけるの?
会話力とは英語を話す力なので、大前提として、しっかり英語の文法や言語としての特徴を理解していなければいけません。
そのためにテキストをやりこむのは当然です。
英語の文法は非常にシンプルなので、
一日3時間も勉強すれば1ヶ月で全単元を総復習できると思います。
そうやって基盤ができたら、とりあえず話すこと!
英語を話せる人が近くにいれば一番いいのですが、独り言でもいいんです。
映画を見ていて、気になるフレーズがあったら口にしてみる。
そうやって音として英語を理解していくことをおすすめします。
使える感覚は全部使って英語を覚えましょう!
【結論】会話力があるからTOEICがとれる!
リーディングがすごくできてもスピーキングが全然だめな人はいますが、スピーキングがちゃんとできてリーディングができない人はまずいないです。
なんとかしてTOEICの点数を上げたい、次の英検で必ず受かりたい。
いろいろな理由があると思いますが、
忘れては行けないのが、言語学習は一生モノってことです。
使わなければ衰えるし、使わないなら覚える必要も無いんですよ。
だから焦らずに目の前の課題を1つ1つ克服してステップアップしていきましょう!
少しずつでも必ず力が付きますからね!
おまけ
TOEIC高得点が取れることと英語が話せることの関係は下の図のような感じなんですが、 ちょっと図に注目してほしいんです。 「TOEICが取れる」に属して無いのに「英語が話せる」 人たちがいますよね? 世の中にはそうゆう天才的な人がいるんですよ。
文法や語彙を理解せずして感覚で正解を選べる人がごくたまにいます。
これに関してはもう感覚的なもので、普通は真似できないです。
それともう一つ、英語を話せるこの図に出てくるTOEICが取れる、
しかも高得点が取れる人たちですが、
日本全体で見たら、5%とか(正確にはわかりませんけど)それくらいしかいないんです。 だから今現在TOEIC700点とか、800点とかで会話が苦手な人も
卑下する必要は全く無いです。むしろ誇るべきことだと思いますよ。
他人の評価を気にせず。のびのび勉強すれば必然的に力は付きますからね。
みんなが英語をもっと気楽に使えたらいいですね!