![](https://i0.wp.com/kaz0485.com/wp-content/uploads/2019/04/IMG_0109.jpg?resize=1024%2C616&ssl=1)
僕が大学卒業後に工学部の新卒を捨てて語学留学を選んだ理由
最近ツイッターで英語で自己紹介動画を上げたのがきっかけで、
多くの人からDMで質問をいただきました。
質問してくれた方々ありがとうございます。
冗談はさておき、皆さん真剣に相談してくれたので、僕も真剣に回答しました。
中でも留学に関する質問が多かったです。
僕が留学していたという話はツイッターでもしていましたが、
どのような経緯で、留学することにしたのか、
という話はしてこなかったので、記事にしてみました。
新卒を捨てて語学留学
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先に言っておきますが、 これは明らかなキャリアダウンです。
語学学校に通ったあとにビジネスの専門学校に行きましたが、
それでもキャリダウンです。
何度も言いますけど、キャリアダウン以外の何ものでもありません。
4年制大学卒にとって就職以外で
キャリアアップとなる道は、修士課程に進むことです。
でもね、アメリカの院なんてとてもじゃないけどいけないですよ。
卒業するまでに何百万、下手したら何千万かかるんだっていう。
奨学金取ればよかったじゃんって?そんなに頭は良くないですし、
何年も何年もそれの返済に追われるのは嫌でした。。。
自分が貯めていた貯金と親に頭を下げて
補助してもらうことになった金額をあわせて、
なんとか行ける、現実的な選択肢が語学留学しかありませんでした。
それでも留学を選んだ理由
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そこまでしてアメリカに行きたかったのか。
それは大学卒業後すぐに就職して、一生その仕事をして終わるのが嫌だったからです。
新卒のブランドを捨てること、学歴的にキャリアダウンの道を選ぶことより、
自分の人生にもう挑戦が訪れないことが嫌でした。
社会にも出てない若造がなに生意気な事を言っているんだ!
会社に入って仕事をし始めてからが本当の挑戦だ! そう思う方もいると思います。
僕も今考えれば、あのとき新卒で就職していれば、
それはそれで楽しかっただろうし、
まあしようと思えば、転職もできたかなーと、
仕事を通じて、挑戦できることだってたくさんあるのになとは思います。
それに加えて、今頃は役職がついていたかもなとか
当時付き合っていた彼女と結婚していたかもな。
(留学することが理由でフラれました)
とかいろいろ、いらん事を考えることだってあります。
もっと広い世界を見たかった
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それは大学時代の専攻が専門的なものだったからです。
僕は日本で4年制大学の工学部を卒業しています。
もっと詳しくいうと、工学部都市工学科という土木を勉強する学科です。
僕が卒業した学科からの就職先は下の3つしか基本的にありません。
- ゼネコン
- 建築コンサル会社
- 公務員(土木課)
僕のように全然違う道を歩んでいる人がいますが、それは例外です。
細かく分類すれば種類がありますが、基本的にはこの3つです。
そしてこの土木業界はとても狭い業界です。
転職するとしても同業他社です。違う会社で同じことをやることになるんです。
それがどうしても嫌だったんです。僕は在学中にアメリカでバックパッカーをしたりして、
海外に行ってみたい、英語の勉強をもっとしたいという気持ちがありました。
だからこそ、日本でずっと一つの事をこれから一生やっていく事が嫌でした。
専門的な学科を選んだ理由
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小さい頃から自分も父と同じような仕事をするんだろうと思っていましたし、
大学受験のときも、建築学科か土木学科しか受験していません。
それ以外の分野には興味もありませんでしたし、情報収集すらしませんでした。
まさか自分が卒業後に留学するとも思っていなかったし、
ましてや英語を使って仕事をすることなんて想像もできませんでした。
大学の授業は普通に楽しかったし、卒論も力を入れて書きましたしね。
もし大学のときから海外に行っていたらまた違う人生だっただろうと思います。
もしかしたら、海外にずっと住むことになっていたかもしれないし。
まあ考えてもムダなんですけどね。
留学をするにあたって決めた目標
キャリアダウンになるとわかって、好きで留学を決めたので、
これだけは達成するという目標を2つ決めました。
- 誰よりも英語が使えるようになって帰ってくる
- 英語の他になにかを勉強して帰ってくる
ただでさえ、新卒で就職した同年代の友達は毎日仕事をして、
成長しているんです。僕はそれ以上の成長をしないと、
ただの自己満足の留学で終わってしまうと思うと怖かったです。
目標① 英語を使えるようになる
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英語を覚えるのは会話が一番だと思っていますがそんな僕でも
単語の勉強だったり人並みにはやりましたよ
書きなぐりのような勉強の仕方ですが
少なくとも1000ページ以上はこんなふうに勉強しました
もちろん英語の勉強をするわけですが、
僕が焦点を当てたのは、英語を使えるようになることです。
そのためにたくさんの人と会話をしました。
最初は恥ずかしかったし、悔しい思いもしました。
自分の気持が伝えられない苛立ちや
もういい大人なのに、言葉がちゃんと話せないから、
子供扱いされ、見下されているようなもどかしさ。
うまくいかないことだらけでしたよ。
それでもその悔しさをバネにまた会話をし、家で予習と復習をする毎日でした。 その結果、会話力はちゃんと使えるものになりましたし、
英語で自分の言いたいことも言えるようになりました。
本当はTOEICも990点が取れるくらいのレベルになりたかったのですが、
実際に仕事をし始めると、TOEICの点数はあまり関係無いので、
今の935点でもまあいいかとは思っています。今後TOEICを受けるつもりもありません。
目標② 英語の他に何かを勉強する
2つ目の英語以後の他に何かを勉強するという目標ですが、単純に、英語ができるだけでは意味がないからです。
完璧な英語力を求めているなら、
僕みたいなに勉強して英語を身に着けた日本人じゃなくて、
ネイティブの人を雇えば良いわけで、
僕が自分の英語のスキルをアピールするにはなにか、
他の強みが必要だと思っていました。
そこで、僕はビジネスの専門学校に行くことにしたのです。
英語ができて、ビジネスの知識を持っていれば、
それは強いだろうと、思って語学学校から専門学校に移りました。
専門学校に通っている際は、現地企業でインターンをしていたので、
アメリカで働くことがどんなものなのか体験できたし、
ニューヨークのビジネスマンたちの働き方を間近で見ることができました。
留学を終えて感じたこと
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あのときの決断は間違っていなかったと思っています。
同世代の友達が歩んでいるような、大きな企業に勤めて、
順調に出世していくような道は歩めていませんし、
フリーで仕事をしているので、将来の心配も絶えません。
それでも、僕は僕なりに毎日楽しんでいますし、
留学の経験が僕の人生を豊かにしてくれたと思っています。
まとめ
何度も言いますが、僕は新卒を捨てて留学したことを後悔はしていません。ですが、後悔しないための行動はしてきたつもりです。
それに加えて、同世代の友達が新入社員として経験してきたことなど、
僕には学ぶことができなかったことがたくさんあるので、
一概にみんながみんな留学するべきだとは思っていませんし、
新卒なんかどうでもいいとかは思っていません。
むしろ新卒は大抵の人にとって新卒は大事な切り札ですからね。
僕は自分のやりたいことにはいつでも忠実でいたいと思っています。
新卒じゃなくなったら、就職辛いよなんて言われたこともありますけど、
まあなんとかなったし、逆も然りだと思いますね。